暗い場所でクリーパーやスケルトンに襲われた経験、ありませんか?
マインクラフトでは、モブ(敵モンスター)は“湧ける条件”がそろった場所に出現します。
しかし、逆に「モブが湧かないブロック」を理解しておけば、たいまつを大量に並べなくても安全な拠点を作ることができます。
この記事では、モブが湧く条件・湧かないブロックの一覧・注意点・対策のコツまでを、初心者にもわかりやすく解説します。
これを読めば、夜でも安心な拠点設計ができるようになります。
目次
1. モブが湧く条件
敵モブ(ゾンビ・スケルトン・クリーパーなど)がスポーンするには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 明るさレベル | Java版・統合版ともに、明るさレベル0(完全な暗闇)でのみ敵モブが湧く。たいまつ・シーランタンなどで光レベル1以上を保てば安全。日光の場合は7以下。 |
| 足場ブロック | モブが立てる不透過で平らなブロック(例:石・土・木材など)であること。ガラスやハーフブロックのように形が不完全なものでは湧かない。 |
| 必要な空間 | モブごとに必要な高さが異なる: ゾンビ・スケルトン=高さ2ブロック クリーパー=約1.7ブロック エンダーマン=高さ3ブロック クモ=幅2ブロック×高さ1ブロック |
| 距離条件 | プレイヤーから24ブロック以上離れた場所に湧く。128ブロック以上離れると自然消滅。 |
つまり「暗い・平ら・広い場所」がすべてモブが湧きやすい環境です。
この条件のいずれかを満たさないようにすれば、湧き潰しができます。
2. モブが湧かないブロック一覧
透明・透過ブロック
これらは「モブが立てる足場」として認識されません。建築装飾にも使いやすいタイプです。
- ガラスブロック(色付きガラス含む)
- 葉ブロック(木の葉)
- 足場
ハーフブロック・階段系
「高さが1ブロック未満」または「上面が平らでない」ため、湧き判定が無効になるブロックです。
| ブロック | 湧き判定 | 特徴 |
|---|---|---|
| 下付きハーフブロック | 湧かない | 最も一般的な湧き潰し素材。床材におすすめ。 |
| 上付きハーフブロック | 湧く | 通常ブロックと同じ高さ扱いになる。 |
| 通常階段ブロック | 湧かない | 段差形状のため、モブが立てる平面が存在しない。 |
| 逆さ階段(upside-down stairs) | 湧かない | 上下反転して設置しても、上面が平らでないためモブは湧かない。 |
| トラップドア | 湧かない | 開閉状態に関係なく湧かない。湧き潰し兼装飾に最適。 |
| フェンス・壁(塀)・ハシゴ類 | 湧かない | 上面が狭く、足場として無効。 |
非固形ブロック・設置物
薄いブロックや装飾物など、「完全な立方体でないもの」も湧きません。
- カーペット
- 土の道/耕地
- 各種レール
- ボタン/感圧板/レバーなどの赤石パーツ
- 雪 ※2層以上で湧かない
- チェスト/看板/額縁/鍛冶台などの装飾・家具類
光源ブロック(明るさで湧きを防ぐ)
光を放つブロックは、暗闇条件を満たさないため実質「湧かない床材」として扱えます。
- グロウストーン
- シーランタン
- シュルームライト
- ジャック・オ・ランタン
- フロッグライト
これらを床に埋め込めば、照明と湧き潰しを同時に実現できます。
3. 注意点
- ハーフブロックは下付きに設置
上付きにすると通常ブロック扱いになり、湧きます。床は必ず下付きで。 - 階段はどの向きでも湧かない
通常設置でも逆さでも、階段上にはモブは湧きません。屋根や天井の湧き潰しに最適。 - 光源ブロックでも例外あり
スライムやブレイズなど一部モブは光レベルに関係なく湧くため、場所ごとに別対策が必要。 - 統合版の微妙な差異
統合版では氷やソウルサンドなどの上で湧くことがあるため、要検証。 - 空間の高さに注意
床が湧かなくても、高さ2ブロック以上の空間があれば別の場所に湧く可能性があります。
4. まとめ
モブを完全に防ぐには、以下の3つを意識しましょう。
- 明るさレベルを1以上に保つ(光源を設置)
- 湧かないブロックを活用する(下付きハーフ・逆さ階段・カーペットなど)
- 高さ2ブロック以上の空間を減らす
特におすすめの組み合わせは:
- 下付きハーフブロック+光源ブロック(床)
- 逆さ階段(屋根・天井)
- カーペットやガラス(室内装飾兼湧き潰し)
これらを取り入れることで、たいまつだらけにせずに安全かつ美しい建築が可能になります。
拠点作りの際は、「湧かないブロック=見た目も安全も両立する素材」として活用してみてください。