「模様入りの樹脂レンガ(Chiseled Resin Bricks)」は、樹脂レンガシリーズの加工ブロックのひとつで、通常の樹脂レンガよりも装飾的な表情を強めた意匠建材です。
琥珀色の色調に独自の模様が加わることで、外壁のアクセントや壁帯の切り替えなどに活かすと、建物の印象を引き締めたり強調したい部分を自然に示せます。
この記事では、模様入りの樹脂レンガの入手方法、レシピ、性能、活用、比較、相性、建築テクニック、アイデアまでしっかり解説します。
1. 模様入りの樹脂レンガとは?
模様入りの樹脂レンガは、樹脂レンガシリーズの中でも“意匠圧を上げる”ための追加加工ブロックであり、
「普通の樹脂レンガを“ただ壁全体で敷く”だけでは物足りない時」に、部分的に差し込むことで本領を発揮します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 英名 | Chiseled Resin Bricks |
| 分類 | 意匠系(レンガ系) |
| 色合い | 樹脂レンガより強めの“表情差”を持つ琥珀色 |
| 主な入手 | 樹脂レンガのハーフブロックから加工 |
| 主な用途 | 意匠壁/縁取り/柱や扉周辺のアクセント |
2. 入手方法とクラフトレシピ
● 入手方法
樹脂レンガを作るには、まず「樹脂の塊」を入手する必要があります。
樹脂の塊は、「クリーキングの心臓」の付近にいるクリーキングを攻撃することでクリーキングの心臓の周りのペールオーク系の木に生成され、それを壊すことで入手することができます。
取得した樹脂の塊をかまどなどで精錬して「樹脂レンガ(アイテム)」を作り、さらにクラフト台で加工することで「樹脂レンガ(ブロック)」になります。
● クラフトによる作成
▽ レシピ:
素材:樹脂レンガのハーフブロック ×2

作成すると「模様入りの樹脂レンガ」×1 が完成します。
樹脂レンガより装飾性を高めた“意匠用の面・ライン”として使えるブロックです。
● 石切台を使った作成方法
石切台(Stonecutter)を使用すると、
以下の素材から直接「模様入りの樹脂レンガ」を作ることができます。
- 樹脂レンガ ×1 → 模様入りの樹脂レンガ ×1
必要数だけ正確に加工できるため、外装や意匠ラインを作る際に素材の無駄を出しません。
✅石切台については、先にこちらをご覧ください
3. 特徴と性能
| 特徴 | 詳細内容 |
|---|---|
| 外観 | 樹脂レンガより“意匠密度の強い面”を作れる。 |
| 構造性 | 薄い面積でも存在感を出せるため、部分差し込みで効果が出る。 |
| 装飾性 | 壁面・帯ライン両方の役割を兼任できる。 |
| 実用性 | 建物の“印象切り替え”をシンプルに行える。 |
| 加工性 | 石切台で局所的な必要数だけ作れるので扱いやすい。 |
4. 建築での活用シーン
● 額縁・窓まわりの縁取りに
窓枠の上下や左右に短いラインとして差し込むと、外観のまとまりが増します。
● 屋外面の“抜き差しアクセント”として
普通の樹脂レンガ壁面のリズムに“縦1本だけ挿す”と、建築の緊張感が生まれます。
● 小規模建物の入口まわりに
ドア周辺の面積が狭い場合でも、ワンポイントで存在感を出せます。
● 祭壇・神殿の意匠パーツに
模様面は宗教・儀式的表現と相性が良く、ファンタジー建築の“象徴部”に向きます。
● 外壁帯の“中間”に配置するライン材として
1ブロックの帯ラインを水平に通すと、壁の“層の存在”が際立ちます。
5. 他の類似建材との比較
| 建材 | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| 模様入りの樹脂レンガ | 琥珀色系で“面 or 線”どちらも担える意匠特化 | 外装帯・アクセント差し込み |
| 模様入りの凝灰岩レンガ | 灰緑寄りで自然石系の表情 | 神殿・遺跡・自然石の装飾帯 |
| 模様入りの凝灰岩 | 石質の“古代彫り板”のような印象 | 遺跡パネル・壁の象徴部 |
| レンガブロック | 伝統色で“街並み系”の安定感 | 住宅街・旧市街の壁面 |
| 泥レンガ | 黄土色の土系レンガで自然派 | 農村・和風寄りの外壁・外構 |
6. 相性の良い建材・アイテム
| 建材・アイテム | 理由 |
|---|---|
| オークの木材 | 樹脂と同系の自然派トーンで一括感が出る。 |
| 干草の俵 | 農村・自然寄りのテーマに馴染む。 |
| 滑らかな砂岩 | 透け感のない暖系ノイズとして役立つ。 |
| クォーツブロック | “白×琥珀”の差で意匠の強調点を作れる。 |
| 固めた泥 | 土系の柔らかい壁面のつなぎに使える。 |
7. 建築テクニック・豆知識
● 意匠を強調したい位置に“少量だけ”配置
壁面全部で使うより少量使用の方が、模様の存在感が引き立つ。
● 壁帯ラインの“幅を変える”キーマテリアル
1段だけ模様入り→その上に樹脂レンガ → そのまた上に模様入り
など層の切り替えが可能。
● 入口上下だけに使って“入口の印象”を強調
入口の意味を明示する部位として視覚効果が出る。
● 装飾柱の“中間節”として挟む
縦柱の中間を“節”としてくくることで建築のリズムになる。
● 小型オブジェの“台”としても運用可能
台座の天・底のワンピースとして収まりが良い。
8. 建築アイデア集
- 入口の意匠帯:ドア上部に短いラインとして入れ、入口の格を強調。
- 神殿や儀式空間の象徴面:壁の局所に挟んで“意味のある面”を作る。
- 展示棚の台座アクセント:展示用の台や什器に差し込み、視点誘導の起点に。
- 旅館の外壁帯ライン:中層に水平ラインとして走らせ、外観に締まりを与える。
- 記念碑や看板のフレーム:周囲を囲む枠として使い、要点を視覚的に示す。
9. まとめ:模様入りの樹脂レンガで“一段上の表現”へ
模様入りの樹脂レンガは
- 樹脂レンガのハーフブロック ×2 から作れる意匠特化ブロック
- 面材と線材の両方として扱える
- 外観に“表情段差”を作れる
- 建物の一部だけを“引き締める”手段になる
- 素材数を抑えながら意匠密度を上げられる
という性質を持っています。
壁の“全体”ではなく “局所”をどう扱うか
――そこにこそ、この建材の真価があります。
建築の仕上げに「模様入りの樹脂レンガ」を差し込み
“線と面の間”を作る演出をぜひ。