「切り込み入りの銅のハーフブロック(Cut Copper Slab)」は、
切り込み入りの銅を薄く加工した建材で、
銅特有の温かな金属色と整ったライン模様をそのまま生かしつつ、
“厚みを半分にした扱いやすいデザイン材”として使えるのが特徴です。
床・段差・縁取り・装置の装飾・金属パネルなど、
階段よりも控えめに銅の存在感を出したいときに便利で、
工業建築・現代建築・スチームパンク建築など幅広いテーマにマッチします。
この記事では、切り込み入りの銅のハーフブロックの入手方法、性能、活用法、比較、
相性の良い建材、テクニック、建築アイデアまでまとめて詳しく解説します。
1. 切り込み入りの銅のハーフブロックとは?
切り込み入りの銅のハーフブロックは、
“切り込み入りの銅”を半分の厚さにした薄型建材です。
通常ブロックよりも控えめな量感で配置できるため、
床の表情を変えたいとき、段差を作りたいとき、
外壁の縁に金属感を少し足したいときなどに最適です。
ハーフブロックならではの「上下設置の切り替え」も活用でき、
建築表現の幅をさらに広げてくれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 英名 | Cut Copper Slab |
| 分類 | ハーフブロック(金属系) |
| 色合い | 温かい銅色(赤銅色) |
| 主な入手 | 切り込み入りの銅を加工 |
| 主な用途 | 床材・縁取り・段差調整・金属装飾 |
2. 入手方法とクラフトレシピ
● 入手方法
切り込み入りの銅のハーフブロックは以下の方法で入手できます。
- クラフト台で切り込み入りの銅から作成
- 石切台で銅ブロック・切り込み入りの銅を直接加工
銅インゴットの量を確保できれば序盤からでも比較的作りやすい素材です。
● クラフトによる作成
▽ レシピ:
素材:切り込み入りの銅 ×3

作成すると「切り込み入りの銅のハーフブロック」×6 が完成します。
床材・段差調整として大量に使えるため、
まとめて確保しておくと建築が捗ります。
● 石切台を使った作成方法
石切台(Stonecutter)では、
以下の素材から直接「切り込み入りの銅のハーフブロック」を作ることができます。
クラフト台と同じ効率ですが、
必要な数だけ正確に作れるため、素材の無駄が出ないのが利点です。
✅石切台については、先にこちらをご覧ください
3. 特徴と性能
| 特徴 | 詳細内容 |
|---|---|
| 外観 | 整ったライン模様を持つ薄型の金属パーツとして活用できる。 |
| 配置自由度 | 上付き・下付きの切り替えで段差・縁取り表現に幅が出る。 |
| 装飾性 | 控えめに銅の存在感を出せるため外観・内装の細部に最適。 |
| 実用性 | 床材・装置のパーツ・通路の段差調整など多用途。 |
| 拡張性 | 銅シリーズ全体と組み合わせることで建築の統一感UP。 |
4. 建築での活用シーン
● 床材として使用して金属系の床を再現
控えめな厚みで銅の雰囲気を追加できる。
● 段差の調整に
ハーフブロック特有の半段差が、通路や階段のつなぎに便利。
● 外壁のアクセントラインに
金属らしい光沢が建物を引き締める。
● 工業建築の装置パーツに
タンク・ボイラー・装置類の外観に使うとメカ感が増す。
● スチームパンク建築の床縁に
銅色のラインが世界観の雰囲気を整える。
5. 他の類似建材との比較
| 建材 | 特徴 | 用途の傾向 |
|---|---|---|
| 切り込み入りの銅のハーフブロック | 整った金属ラインが控えめに出る薄型素材 | 床・縁取り・工業装飾 |
| ブラックストーンのハーフブロック | 黒色で高級感があり金属と馴染みやすい | 城・儀式建築・工業建築 |
| 磨かれた安山岩のハーフブロック | 明るめの無機質な石材。都会的で近代建築向き | モダン・都市建築 |
| 深層岩レンガのハーフブロック | 暗色で重厚 | 外構・地下・工業系下地 |
| 石レンガのハーフブロック | 明るい標準石材 | 汎用的な外構・床材 |
6. 相性の良い建材・アイテム
| 建材・アイテム | 理由 |
|---|---|
| 深層岩シリーズ | 暗色背景が銅色を強調し、重厚感のある印象に。 |
| クォーツブロック | 白×銅の対比で上質な雰囲気になる。 |
| 鉄ブロック | 金属素材同士で統一感が出る。 |
| 模様入りの銅 | 模様違いの銅を組み合わせることで外観に変化をつけられる。 |
| 銅の金網 | 工業設備の床縁・装置のアクセントに自然に溶け込む。 |
7. 建築テクニック・豆知識
● 上付き・下付きの切り替えで段差調整がしやすい
施設内の床や通路の高さ合わせに便利。
● 通常の切り込み入り銅と組み合わせて外壁ラインを整える
平面×ハーフの組み合わせで美しい金属外壁が作れる。
● 階段との相性が良く、金属の滑らかな傾斜を作れる
屋根や外装の細部の調整に便利。
● 装置のパーツに取り入れると“機械の外板”を再現しやすい
小さめの装飾として使うことでリアルさが増す。
● 深層岩と合わせることで銅色を強調
暗い色が背景になるため、アクセント効果が高まる。
8. 建築アイデア集
- 金属床のライン装飾: 床の一部に切り込み入りの銅のハーフブロックを使ってアクセントに。
- 工業建築の床縁: 装置や施設の周囲に金属ラインを作る。
- スチームパンクの階段下装飾: 独特の雰囲気を出せる。
- 現代建築の外壁境界: 外壁の区切りに金属ラインを挟むと上質感。
- 研究施設の通路ライン: 通路に色の変化を与えて雰囲気を整える。
9. まとめ:切り込み入りの銅のハーフブロックは、金属感を自然に取り入れる便利素材
切り込み入りの銅のハーフブロックは、
- 切り込み入りの銅を加工して作れる薄型金属建材
- 床・段差・縁取りなどに金属らしさを控えめに追加できる
- 工業建築・現代建築・スチームパンクなど幅広く活躍
- 石切台で正確に必要数を作れる便利な素材
- 銅シリーズ全体と組み合わせて統一したデザインが作れる
といった特徴を持つ、使い勝手の良い装飾系ハーフブロックです。
建築に金属の表情を少し加えたいとき、
切り込み入りの銅のハーフブロックはとても頼れる選択肢になります。
