「樹脂レンガのハーフブロック(Resin Brick Slab)」は、バージョン1.21で登場した樹脂レンガ系シリーズの薄型ブロックです。
レンガ模様の存在感はそのままに、厚さ半分のブロックとして段差や床面のニュアンスづけに活用できるため、視覚的アクセントづくりに特化した建材といえます。
琥珀色の温かな色合いは、木材系・自然系建材の色調と馴染みやすく、内装・外装どちらでも“自然に溶け込む装飾パーツ”として扱えます。
この記事では、樹脂レンガのハーフブロックの入手方法・作成方法・特徴・活用・比較・相性・テクニック・アイデアを、それぞれを丁寧に解説していきます。
1. 樹脂レンガのハーフブロックとは?
樹脂レンガのハーフブロックは、樹脂レンガを基材として作られる薄型レンガ系建材です。
通常のブロックの1/2の厚みを持ち、床面の段差を抑えたい場面・境界を柔らかく処理したい場面で非常に役立ちます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 英名 | Resin Brick Slab |
| 分類 | ハーフブロック(レンガ系) |
| 色合い | 琥珀色〜濃オレンジ系 |
| 主な入手 | 樹脂レンガから加工 |
| 主な用途 | 床面・境界装飾・段差処理・段差の“ならし” |
2. 入手方法とクラフトレシピ
● 入手方法
樹脂レンガを作るには、まず「樹脂の塊」を入手する必要があります。
樹脂の塊は、「クリーキングの心臓」の付近にいるクリーキングを攻撃することでクリーキングの心臓の周りのペールオーク系の木に生成され、それを壊すことで入手することができます。
取得した樹脂の塊をかまどなどで精錬して「樹脂レンガ(アイテム)」を作り、さらにクラフト台で加工することで「樹脂レンガ(ブロック)」になります。
● クラフトによる作成
▽ レシピ:
素材:樹脂レンガ ×3

作成すると「樹脂レンガのハーフブロック」×6 が完成します。
薄型形状で扱いやすく、床面や通路の段差を軽く調整したい時に便利です。
● 石切台を使った作成方法
石切台(Stonecutter)を使用すると、
以下の素材から直接「樹脂レンガのハーフブロック」を作ることができます。
- 樹脂レンガ ×1 → 樹脂レンガのハーフブロック ×2
クラフト台と同じ効率で作成できますが、必要な数だけ正確に生産できるため、
大規模建築時の素材管理をしやすくするのに適しています。
✅石切台については、先にこちらをご覧ください
3. 特徴と性能
| 特徴 | 詳細内容 |
|---|---|
| 外観 | 琥珀色のレンガ模様で、床面や段差に柔らかなアクセントを添える。 |
| 構造性 | 上付き・下付きの配置で段差や床厚を調整できる。 |
| 装飾性 | 壁面ライン・床の切り替えなど、線的なデザインに強い。 |
| 実用性 | 通路をスムーズに接続し、歩行ラインを自然に最適化できる。 |
| 加工性 | 石切台で細かい数量調整が可能で、補助材として扱いやすい。 |
4. 建築での活用シーン
● 床面の段差の“ならし”処理
段差を1/2ブロックに抑えられるので、階段を使うほどではない高低差に適しています。
● 内装の床模様の切り替え装飾
床の色替えラインや視線誘導の導線パターンに使えます。
● 境界を柔らかく区切る外構
完全に壁で区切りたくない境界に、優しい面取りとして活用できます。
● ベンチ/台座の造形
ハーフブロックの薄さは、装飾用家具の“座面・天板”にちょうどよい厚さです。
● 街路・庭園の舗装アクセント
滑らかな砂岩や固めた泥と合わせることで、異素材間のつなぎとして効果的です。
5. 他の類似建材との比較
| 建材 | 特徴 | 用途傾向 |
|---|---|---|
| 樹脂レンガのハーフブロック | 琥珀色系・温かみある薄型レンガ | 床装飾・境界・段差調整 |
| 泥レンガのハーフブロック | 黄土色寄り・自然建築向け | 村落系・農村 |
| レンガのハーフブロック | 伝統的な赤レンガ調 | 住宅街系 |
| 滑らかな砂岩のハーフブロック | 明るいベージュ | 神殿系・庭園 |
| 凝灰岩レンガのハーフブロック | 灰緑系の自然石調 | 遺跡・自然拠点 |
6. 相性の良い建材・アイテム
| 建材・アイテム | 理由 |
|---|---|
| オークの木材 | 温かい木の色と相性良い。 |
| 干草の俵 | 石材とは違う“自然の柔らかさ”の対比をつくれる。 |
| 滑らかな砂岩 | 明るいトーンでつなぎ素材として優秀。 |
| クォーツブロック | 白系と合わせるとアクセントが際立つ。 |
| 固めた泥 | 土系の自然系建築と馴染む。 |
7. 建築テクニック・豆知識
● 上付きと下付きでライン幅を調整
床厚を意図的に調整することで、動線の“視覚的な変化”を作れます。
● 階段との併用で段差に自然な変化
階段と繋げることで、建物内外の高さ切り替えが自然になります。
● 装飾テーブル風の造形
樹脂レンガ階段+樹脂レンガハーフの組み合わせで家具風造形が可能。
● 床の“縁”表現として活用
床の端に縁取りとして敷けば、通路やエリアの区分がわかりやすくなります。
● 大面積床のアクセント分割
大きい床面の視認単位を分け、退屈さを解消できます。
8. 建築アイデア集
・農村風の外構舗装:干草の俵やオーク木材と合わせ、柔らかな農村景観を形成。
・展示台の天板:薄さを活かして展示テーブルの上面として利用。
・玄関ポーチの段差:階段を使わずに入口の高さを調整。
・ファンタジー街路の床模様:色差活用で自然な装飾パターンを構築。
・温泉旅館の内装の床縁:室内床の雰囲気を柔らかくまとめる境界素材に。
9. まとめ:樹脂レンガのハーフブロックで“床と段差をデザインする”
樹脂レンガのハーフブロックは、
- 樹脂レンガから加工できる薄型レンガ建材
- 床面/通路/境界など、細かい高さ調整に最適
- 石切台で必要数だけ生産できる
- 自然系・木材系・白系建材と組み合わせやすい
- 内外問わず“使う場所を邪魔しない馴染み方”ができる
という性質を持ちます。
階段よりも主張を抑えたいが、木材だけでは単調すぎる——
そんな“中間的ニュアンス”を作れるのが樹脂レンガのハーフブロックです。
建築の床づくり・段差づくりにぜひ使ってみてください。