たいまつ(Torch)は、マインクラフトの世界でもっとも基本的で、もっとも多用途に使えるアイテムのひとつです。
暗闇を照らすという基本機能はもちろん、モンスターの湧き防止、探索の目印、建築の装飾要素など、プレイヤーの活動をさまざまな面でサポートしてくれます。
この記事では、たいまつの基本的なクラフト方法から、探索・建築・装飾に至るまで、あらゆる使い方とテクニックを解説します。
1. たいまつとは?
たいまつは、光を発する設置型アイテムで、木の棒と石炭または木炭からクラフトできます。
プレイヤーの周囲を明るく保つだけでなく、敵モブの湧きを防ぐためにも欠かせない道具です。
持ち運びも簡単で、素材も序盤から手に入るため、初心者でもすぐに活用できます。
2. たいまつの作り方
● 基本レシピ(たいまつ×4本)
たいまつは「棒」+「石炭or木炭」で作ることができます。

1回のクラフトでたいまつが4本作成されます。石炭は地下で入手しやすく、木炭は木を燃やせば簡単に入手できるため、どちらでも代用可能です。
使う素材の数 | 出来上がるアイテムの数 |
---|---|
棒×1 石炭or木炭×1 | 松明(たいまつ)×4 |
青色のたいまつも存在する

「たいまつ」には赤(オレンジ)色だけでなく、青(水色)の物も存在します。
「魂の松明(たいまつ)」というアイテムで、こちらは作業台で「棒」+「石炭or木炭」+「ソウルソイルorソウルサンド」で作ることができます。

「棒」+「石炭or木炭」+「ソウルソイルorソウルサンド」を作業台にこのように置くことで「魂の松明(たいまつ)」が4つ出来上がります。
使う素材の数 | 出来上がるアイテムの数 |
---|---|
「棒」×1 「石炭or木炭」×1 「ソウルソイルorソウルサンド」×1 | 「魂の松明(たいまつ)」×4 |
3. たいまつの主な効果と仕様
- 光源レベルは14(かなり明るい)
- 空気ブロックがあれば地面・壁・天井に設置可能
- たいまつの上にブロックを置くと消える
- 水中では使えない(消える)
- モンスターの湧きを防止できる
4. 湧き潰しとしての使い方
たいまつの最大の用途のひとつが、「湧き潰し」です。
ゾンビやクリーパー、スケルトンなどの敵モブは、光レベルが0の場所で湧くため、たいまつを設置することでそれを防げます。
● 効果的な湧き潰しの配置間隔
設置間隔 | 湧き潰し効果 |
---|---|
7ブロック | 基本的な安全距離(明るさレベルが1以上残る) |
5ブロック | モンスター湧きを完全防止したい場合に最適 |
3~4ブロック | 建築の照明や内装に使用する場合におすすめ |
地表や洞窟探検の際に、こまめにたいまつを設置していく習慣をつけると安全性が大幅に向上します。
5. たいまつの活用シーン別テクニック
① 洞窟探検での目印に
たいまつを常に右側の壁に設置して進めば、帰り道では左側をたどることで元に戻れます。
このテクニックは、洞窟やネザー要塞などの迷いやすい場所で非常に役立ちます。
② 建築の装飾ライトに
たいまつは、壁や柱の側面に設置できる数少ない光源です。
特に木製の建築や中世風の街並みでは、雰囲気にぴったり。フェンスの上に乗せて街灯風にするなど、デザイン次第で多様な使い方ができます。
③ モブトラップの制御用
スポナー周辺や湧き層にたいまつを置いておくことで、一時的に湧きを止めるスイッチ的な使い方も可能です。
制御用としても便利です。
④ 雪や氷を溶かすために
たいまつの光には、周囲の氷や雪を溶かす効果があります。
凍った水辺を戻したり、積雪した建物を溶かしたいときに活用できます。
6. 他の光源との比較
光源 | 光レベル | 主な特徴 |
---|---|---|
たいまつ | 14 | 序盤から作れる、安価、どこでも使える |
ランタン | 15 | 明るいが素材に鉄が必要、装飾性が高い |
グロウストーン | 15 | ネザー限定、広範囲照明向け |
シーランタン | 15 | 水中対応、オシャレだけどコスト高 |
ソウルたいまつ | 10 | 明るさ控えめ、雰囲気重視向け |
たいまつは最大光量ではないものの、入手の手軽さ・設置の柔軟性で圧倒的なコスパを誇ります。
7. たいまつにまつわる裏技・小ネタ
● サボテン破壊防止の足場
たいまつをブロックの下に置くと、サボテンなどを植えても成長しないため、トラップ装置の制御や成長抑制にも使えます。
● 砂や砂利を落とさず壊す
砂や砂利の下にたいまつを置くと、ブロックが落下した瞬間に自動で壊れるという特性があります。
大量の砂や砂利を効率よく処理する方法として便利です。
● 実績解除にも一役
Java版の一部の実績(例:明かりの確保など)でもたいまつが関与します。序盤の進行には欠かせません。
8. たいまつの限界と注意点
- 水中や雨に強くない:たいまつは水に触れると消えてしまうため、海中や水路での使用には向きません。
- デザインの汎用性には限界:後半になるとランタンや照明ブロックのほうがデザイン性が高くなる場面もあります。
- 湧き潰しが不十分になる場合も:光の届きにくい高低差がある場所では、たいまつだけでは不十分なこともあります。
9. まとめ:たいまつは最強の序盤ツール&便利照明!
たいまつは、マインクラフトにおいて「とりあえず作っておけば間違いない」最強の序盤ツールです。
湧き潰し・探索補助・装飾・トラップ制御など、プレイヤーの活動全般をサポートしてくれる存在です。
素材も安価で入手しやすいため、大量に作っておいて損はありません。建築や冒険をさらに快適にするために、たいまつの特性をしっかり活かしてみましょう!