「風化した銅の鎖(Exposed Copper Chain)」は、銅の鎖が時間経過によって色変化した“風化段階”の装飾ブロックです。
通常の銅の鎖よりも色味が落ち着き、主張しすぎない金属感を持つのが特徴です。
銅シリーズ共通の性質として、
通常 → 風化した → 錆びた → 酸化した
という4段階で見た目が変化しますが、
風化段階は「使い込まれた金属」のような自然な色合いで、
街並み・工房・レトロ建築・工業建築など、幅広いテーマに取り入れやすいバランスの良さがあります。
この記事では、風化した銅の鎖の入手方法、性能、建築での活用シーン、
他の建材との比較、相性の良い素材、建築テクニックやアイデアまで詳しく解説します。
1. 風化した銅の鎖とは?
風化した銅の鎖は、通常の銅の鎖が自然に変化した姿で、
鮮やかな赤銅色が少し落ち着いた、くすみのある銅色へと変化しています。
完全に青緑色になる「錆びた」「酸化した」段階とは異なり、
金属らしさを保ちながらも柔らかい印象を持つため、
建築の雰囲気を壊さずに金属装飾を加えられるのが大きな魅力です。
機能面は通常の銅の鎖と変わらず、
上下に連結でき、ランタンなどの装飾アイテムを吊り下げる用途で活躍します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 英名 | Exposed Copper Chain |
| 分類 | 装飾ブロック(チェーン) |
| 色合い | 落ち着いた銅色(風化段階) |
| 主な入手 | 通常の銅の鎖が風化した状態で入手 |
| 主な用途 | 吊り下げ装飾、街灯、内装・外装の金属アクセント |
2. 入手方法とクラフトレシピ
● 入手方法
風化した銅の鎖はクラフトでは直接作れません。
次の手順で入手します。
- 通常の銅の鎖を設置 → 時間経過で風化する
- 風化段階に進んだ銅の鎖を回収して使う
また、ハニカムとクラフトすることによって、錆の段階をその状態でキープすることができ、
時間経過による変化を防ぐことが可能になります。
ハニカムの入手方法や効率的な集め方はこちらをご覧ください。

● クラフトによる作成
風化した状態は直接クラフトできませんが、
元となる「銅の鎖」は以下のレシピで作成できます。
▽ レシピ(通常の銅の鎖):
素材:銅インゴット ×1
:銅塊 ×2
作成すると「銅の鎖」×1 が完成します。
この銅の鎖を設置して風化を待つことで、
風化した銅の鎖が入手できます。
3. 特徴と性能
| 特徴 | 詳細内容 |
|---|---|
| 外観 | くすみのある銅色で、落ち着いた金属表現が可能。 |
| 配置自由度 | 上下に連結でき、天井・床どちらからも吊り下げられる。 |
| 装飾性 | 金属アクセントとして内装・外装どちらにも使いやすい。 |
| 実用性 | ランタンや看板の吊り下げなど、装飾と機能を両立。 |
| 拡張性 | 銅建材の風化段階と組み合わせて統一感を出せる。 |
4. 建築での活用シーン
● 街灯や通路灯の吊り構造に
風化した銅色が、街並みの外灯を落ち着いた雰囲気にまとめる。
● 工房・作業場の内装装飾として
新しすぎない金属色が、使い込まれた工房の雰囲気に合う。
● 店舗や酒場の看板チェーンに
派手すぎず、建物全体に自然に馴染む装飾になる。
● レトロ・スチームパンク建築の補助パーツに
銅建材と組み合わせることで世界観を強化できる。
● 地下施設や倉庫の装飾ラインとして
暗色ブロックと合わせると金属アクセントが引き立つ。
5. 他の類似建材との比較
| 建材 | 特徴 | 用途の傾向 |
|---|---|---|
| 風化した銅の鎖 | 落ち着いた銅色で柔らかい金属表現 | 街並み・工房・レトロ建築 |
| 銅の鎖 | 明るい赤銅色で新しい印象 | 工業・現代建築 |
| 錆びた銅の鎖 | 青緑が入り、古びた雰囲気が強い | 廃墟・古代建築 |
| 酸化した銅の鎖 | 青緑色が強く、装飾性が高い | ファンタジー・遺跡建築 |
| 鉄の鎖 | 無彩色で主張が少ない | 汎用的な吊り下げ装飾 |
6. 相性の良い建材・アイテム
| 建材・アイテム | 理由 |
|---|---|
| 深層岩シリーズ | 暗色と風化銅の対比で工業・地下建築に向く。 |
| オーク・トウヒなどの木材 | 銅色の柔らかさが木材と自然に馴染む。 |
| 銅ブロック(風化段階) | 同じ色味で統一感のある外観を作れる。 |
| 銅格子 | 金属装飾同士で相性が良く、外壁装飾に使いやすい。 |
| ランタン | 金属同士の組み合わせで吊り下げ装飾が安定する。 |
7. 建築テクニック・豆知識
● ハニカムで風化段階を固定できる
色味を揃えたい建築では必須のテクニック。
● 連結ラインを意識すると構造感が出る
縦に並べることで、吊り構造の説得力が増す。
● 銅建材と組み合わせると一体感が強まる
鎖・格子・ブロックを揃えると完成度が上がる。
● 新旧の銅を混ぜて時間経過を表現できる
通常〜風化を並べるだけでも建築に物語性が生まれる。
● 小さな装飾でも存在感を出しやすい
細いブロックながら、金属色が視線を引く。
8. 建築アイデア集
- 街灯の吊り装飾: 石材や深層岩のポールからランタンを下げ、落ち着いた街路灯表現に。
- 工房や作業場の外装パーツ: 木造建築と組み合わせ、使い込まれた工房らしい雰囲気を演出。
- 地下通路の装飾アクセント: 天井や梁から垂らし、構造的なつながりを感じさせる装飾に。
- スチームパンク風建築の補助要素: 銅系ブロックと合わせ、風化した銅の鎖で経年変化を表現。
- 倉庫・設備室の吊り金具表現: 梁まわりに配置し、実用性を感じさせるディテールとして活用。
9. まとめ:風化した銅の鎖は落ち着いた金属装飾の決定版
風化した銅の鎖は、
- 銅の風合いを残したまま落ち着いた色合い
- 街並み・工房・レトロ建築など幅広く使える
- 吊り下げ装飾や構造表現に便利
- 銅建材と組み合わせて統一感を出せる
- ハニカムで色を固定でき、建築管理がしやすい
といった特徴を持つ、非常に使い勝手の良い装飾チェーンです。
派手すぎない金属表現を取り入れたいとき、
風化した銅の鎖は建築の完成度を一段引き上げてくれるでしょう。
